小野眞一(ギター)、山口寛雄(ベース)、玉田豊夢(ドラム)、池田貴史(キーボード)、町田昌弘というメンバーで結成されたバンド100式を従えての中村一義の5thアルバム。彼のポップセンスあふれるサウンドが、バンドスタイルという新たな試みで、さらに痛快で躍動感あふれるポップ・ロックへと発展している。ヒット・シングル<2><9><15>を含め全16曲。特にラストを飾る<16>の美しいメロディーは、思わず曲の世界に引き込まれてしまう傑作である。