二つの組曲とカヴァー曲集によるトリコロ-ル。鬼才菊地成孔率いる、現代音楽とラテンラウンジを繋ぐストレンジ・オーケストラ「ペペ・トルメント・アスカラール」による「熱病を巡る爛れた交響楽。UAとのコラボレーション『cure jazz』、モロッコへの取材旅行を経て遂に完成した菊地成孔のエキゾチック・ジャズ作品は、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」名義の2枚組。2005年5月にリリースされた傑作『南米のエリザベス・テイラー』のステージアクト用に結成された、バンドネオン、ハープ、弦楽四重奏団にツイン・パーカッションという特異な12人編成のストレンジ・オーケストラ「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」。本作では、コンサートのレパートリーを中心に、菊地とアレンジャー中島ノブユキがそれぞれ作曲した2つの組曲、ミッシェル・ルグランによるJ.Lゴダールの映画音楽「はなればなれに」、細野晴臣の『ファム・ファタール』(YMO結成の前に発表した細野晴臣&イエロー・マジック・バンド名義のソロ作品『はらいそ』に収録)、後期ウェザーリポートの名曲『プラザ・レアル』などを収録。本作のテーマともなった「熱病」について記述した長文のライナーノーツ付。 アーティストについて TBSラジオ「粋な夜電波」のDJとして注目を集めるアーティスト/プロデューサー。 アバンギャルド・ジャズからクラブシーンまでを熱狂させる鬼才。1984年プロデビュー後、山下洋輔グループなどを経て、 「デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン」「スパンクハッピー」といったプロジェクトを立ち上げる。2004年にジャズ回帰宣言をし、ソロ・アルバム「デギュスタシオン・ア・ジャズ」、「南米のエリザベス・テイラー」を発表。2006年7月にUA×菊地成孔名義で発表したスタンダード・ジャズ・アルバム「cure jazz」が大ヒット。2007年12月には初のBunkamuraオーチャードホール公演を成功させた。2008年からは黄金クインテット時代のマイルス・デイビスにインスパイアされた菊地成孔ダブ・セクステット、菊地成孔とアコースティク・チェンバージャズオーケスラである、ペペ・トルメント・アスカラールで活動中。2009年、いまや伝説と化した雨の野音でDCPRGを再結成する。2011年には、ジャズの名門レーベル、Impulse! と契約、またキップ・ハンラハンとブルーノート東京でコラボレーションするなど活動の視線は海外に広がりつつある。最新アルバムは菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール「NEW YORK HELL SONIC BALLET」(ewe) 、DCPRG「ALTER WAR IN TOKYO」、「SECOND REPORT FROM IRON MAOUNTAIN」(impulse)。 音楽講師としては私塾「ペンギン音楽大学」を主宰するほか、映画美学校でも教鞭を執り、さらに、2005年まで東京大学教養学部の非常勤講師を務め、2006年国立音楽大学非常勤講師、2007年東京藝術大学講師、2008年からは慶応義塾大学で講師を務める。また、驚異的な博識と饒舌な文体で、エッセイストとしても高い評価を受け、音楽雑誌、ファッション雑誌、文芸誌など、多彩な媒体で活躍中。現在日本テレビでOA中の『LUPIN THE THIRD 〜峰不二子という女』の音楽を手がける。
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La Suite: La Viola Tricolore 3) 3eme mouvement: l'or (pour Naruyoshi Kikuchi) duo-le saxphone ato et
菊地成孔 , Pepe Tormento Azucarar
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