火の鳥 全曲版 (1910)

火の鳥 全曲版 (1910)

NHK交響楽団から圧倒的な熱量を引き出し、音の饗宴を繰り広げる NHK交響楽団との組み合わせで、南北アメリカを中心とした作品を録音した2枚のアルバムをリリースした原田慶太楼が、アメリカものと並んで得意とするロシアものを取り上げました。 ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」ですが、よく演奏される組曲版ではなく、1910年に初演された全曲版を取り上げ、より物語性を重視しています。 全曲版は、ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、小澤/パリ管、ゲルギエフ/マリンスキー歌劇場管、デュトワ/モントリオール響などの録音が有名ですが、今回の原田/N響による演奏は、近年のN響の勢いを感じさせる、卓越した演奏力とエネルギーが感じられる名演となりました。 東京芸術劇場の余裕のあるアコースティックも相まって、オーディオファンにもアピールできる優秀録音と言えるでしょう。

火の鳥 全曲版 (1910)

原田慶太楼 · 1661270400000

NHK交響楽団から圧倒的な熱量を引き出し、音の饗宴を繰り広げる NHK交響楽団との組み合わせで、南北アメリカを中心とした作品を録音した2枚のアルバムをリリースした原田慶太楼が、アメリカものと並んで得意とするロシアものを取り上げました。 ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」ですが、よく演奏される組曲版ではなく、1910年に初演された全曲版を取り上げ、より物語性を重視しています。 全曲版は、ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、小澤/パリ管、ゲルギエフ/マリンスキー歌劇場管、デュトワ/モントリオール響などの録音が有名ですが、今回の原田/N響による演奏は、近年のN響の勢いを感じさせる、卓越した演奏力とエネルギーが感じられる名演となりました。 東京芸術劇場の余裕のあるアコースティックも相まって、オーディオファンにもアピールできる優秀録音と言えるでしょう。