渋谷毅は1960年代にジャズ・ピアニストとして活躍するが、やがて不調をきたし演奏家としての活動を休止する。作・編曲家として成功を収めるなか、1970年代半ばに明田川荘之の演奏を聴きピアニストとしての活動を再開。この邂逅がやがて本作の誕生へとつながる。一音たりとも無駄のない美しいピアノ。決して饒舌ではないがその説得力は圧倒的だ。ちなみに明田川は、本作を制作するにあたって26時間テープを回したという。ソロ・ピアノ屈指の名盤である。
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