某藩のお家騒動に巻き込まれた素浪人、三十郎の活躍を描く『用心棒』の続編。ここでは前作の音楽世界観を踏襲しつつ、バーバリズムは控え目にした荘厳な響きを主に、特殊打楽器キハダによるインパクトの強い音色を加味。また血気盛んだが大甘の若侍たちを象徴するうららかな楽曲など、多彩な音楽構成となっている。