寺山修司没後30年の記念公演が続いた2013年。その最後を飾ったのが、かつて寺山修司の右腕として演劇実験室天井桟敷の音楽監督を務めたJAシーザーのコンサート「大鳥の来る日」だった。寺山の死後、自らのコンサート活動を一切封印したシーザーだったが、一昨年5月に突如活動を再開、「大鳥の来る日」はミュージシャンJAシーザーの集大成とも言える大スペクタクルサウンドで観客を圧倒した。トリプルギター、ツインキーボード、ツインドラムに和太鼓やクラリネット、チューバなども編入した大編成の演奏陣、オペラ歌手と万有引力劇団員による「革命少女ウテナ」の壮麗な大合唱、映画「田園に死す」の毒を秘めた歌詞を斉唱する少年合唱団、元天井桟敷の歌姫蘭妖子は劇中歌をドラマチックに歌い上げ、JAシーザーは一段と声量の増したボーカルでオリジナル歌曲11曲を披露した。このコンサートの音声はすべて48トラックマルチでレコーディングされ、全曲がJAシーザーの監修の下で慎重にミックス編集された。ライブ会場のダイナミクスを損なうことなくさらに磨き上げられた、ファン待望の完全収録音源が遂に解禁される!
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