2020年3月に発表したアルバム『北へ向かう』の好評も冷めやらぬ中、寺尾紗穂の新曲「光のたましい」が緊急配信リリース&ミュージック・ヴィデオ公開。 2007年のデビュー以来、数々の名作の発表やコンサート活動を続けてきた、シンガー・ソングライター寺尾紗穂。常に時代の先端にありながらこの世界の様々な人びとや物事に想いを懸けてきた彼女の活動は、今や老若男女の全世代から、そして国境を超えたリスナーからも厚い支持を受けるに至っている。 今年3月には、3年ぶりとなるオリジナル・アルバム『北へ向かう』を発表、更なる深化を遂げた歌の数々が好評を博した。それから約3ヶ月、ミュージック・ヴィデオとともに早くも新曲「光のたましい」がデジタル・シングルとして届けられた。 2年ほど前、上野のリノベーション工務店(にしてイベント・スペース)で、寺尾紗穂は一台の老ピアノと出会っている。雨の日の再会となった今回、ピアノは不思議な(けれどとても繊細で、味わい深い)音色で歌い始める。寺尾がその「彼女」とじっくりと対話するように紡いだメロディーと言葉は、街角の湿った空気の中に舞い上がり、私達の「孤独な魂」に寄り添うかのようだ。 隔てられ、ときに傷つき、しかしそれぞれに何とか生きようとする、「私」と「あなた」。コロナ禍の前に出来ていた本作だが、儚い「希望」をそっと伝えるかのような演奏は、聴く者の心の深い部分に、老ピアノの音色と共に刻まれるだろう。 同時公開された、玉田伸太郎による、あまりにも美しいリリックヴィデオも必見。「おばあちゃんピアノ」と寺尾による「対話」が、繊細な映像作品として結晶した。
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